名画を黄金値で分析する
黄金デザイン
Orsay美術館の作品から有名な名作が黄金分割になっているかを分析してみた。

画像の長手方向を13gdと仮定した。

pgdとは比率の黄金値である。

主役がどの位置に配置されているかを中心に分析した。人物は目が主役である。

目の高さはpgd+6とpgd+7が多い。これは全身の絵でも部分的な絵でも目の位置は共通である。

名作はきちっと黄金分割の構図になっていた。すなわち黄金デザインだった。

目の高さはぴたりとpgd+6で顔を中心から左に動かし、左右の対称をさけている。バックの布の明るさの境界の位置まで黄金値になっている。構図が黄金値になっていることがこの絵がバランスがとれていることの基本である。
遠近法の消失点は画家の目位置である。それはまさに水平方向がpgd+5で高さ方向がpgd+7である。画家の感性があたかも計測したかのごとく、黄金値に一致している。
構図が黄金値になっていることの説明はいらないであろう。
風景画でも構図は黄金値になっている。
目の水平方向がpgd+6で高さ方向がpgd+7である。細かな位置も確認してほしい。